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グランデが獣医師判断でKYダービー除外、オーナーは驚きと困惑隠せず

2025年05月03日 10:35

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 現地3日の米G1ケンタッキーダービーに出走を予定していたグランデが、州獣医師の判断により出走不可となったと、同馬のオーナーのM.リポール氏がXに投稿した。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 グランデはT.プレッチャー厩舎のカーリン産駒で、前哨戦のG2ウッドメモリアルステークスで2着。殿堂入りのJ.ヴェラスケス騎手が騎乗予定で、前売りでは21倍のオッズがついていた。

 グランデのケンタッキーダービー除外を伝えたリポール氏は「(グランデは)踵に軽いひびがあったが、徐々に改善している。月曜(4月28日)のレントゲン検査では異常がなく、水曜(同30日)には獣医師からPETスキャンの実施を依頼されたので昨日(5月1日)に検査を受けたが、こちらも異常はなかった」と報告。

 さらに「残念ながら、異常が認められなかったにもかかわらず獣医師は今朝(2日)、グランデを競走除外にすると告げてきた」「なぜ今になってこのような決定が下されたのか、私たちも驚きと困惑を覚える」「レースの36時間前にグランデが出走を取り消された理由について、明確な説明はいっさいなかった」と続けた。

 なお唯一の補欠馬だったバエザはすでにロドリゲスの回避によって繰り上がっているため、今年のケンタッキーダービーは19頭立てで実施されることになる。