米年度代表馬ソーピードアンナ、G1ラトロワンヌSでまさかの最下位
2025年05月03日 11:08

現地2日、米チャーチルダウンズ競馬場でG1ラトロワンヌステークス(4歳以上牝馬、ダート8.5ハロン)が行われ、断然の1番人気に推されていた昨年の米年度代表馬ソーピードアンナがまさかの最下位(7着)に沈んだ。
ソーピードアンナは逃げるランダマイズドから約1馬身差の2番手と好位を確保。楽な手応えのまま最後の直線に入ってここから伸びるかと思われたが、鞍上の合図に全く反応できずにズルズルと後退。勝ったレイジングシーから8馬身以上も遅れた7着に終わった。
同馬を管理するK.マクピーク調教師はレース後、ソーシャルメディアに「今のところ特に異常はない」と投稿。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、騎乗したB.ヘルナンデスJr.騎手は「最初のコーナーで少し接触はあったが、その後は落ち着いた」「前走からの間隔が短かったので、少し疲れが出たのかもしれない」と語った。
勝ったレイジングシーはC.ブラウン厩舎が管理するカーリン産駒の5歳馬。昨年は8月のG1パーソナルエンスンステークスを含む重賞4勝を挙げ、11月のG1ブリーダーズカップディスタフではソーピードアンナの2着。今年初戦での再戦で見事にリベンジを果たした。