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米G1アメリカンターフSはズールーキングダムが快勝、英ダービー参戦は否定

2025年05月05日 15:55

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 現地3日、米チャーチルダウンズ競馬場でG1アメリカンターフステークス(3歳、芝8.5ハロン)が行われ、F.プラ騎乗のズールーキングダムが1番人気に応えて快勝した。

 4番手の好位を確保して向こう正面に入ったズールーキングダムは第3コーナーで早くも2番手に浮上。直線半ばで逃げ粘るミーバゴをかわすと、内から追い上げてきたテストスコアとニューセンチュリーも悠々と退けた。

 1馬身1/4後方の2着争いはハナ差でテストスコアに軍配。ミーバゴはさらに半馬身差の4着だった。

 C.ブラウン厩舎のズールーキングダムはテンソヴリンズ産駒。デビュー3連勝で臨んだ昨秋のG1ブリーダーズカップジュベナイルターフでは7着と完敗したが、今年は3月の復帰戦勝利から今回のG1初制覇となった。

 なおこの勝利によってズールーキングダムは6月の英ダービーおよびセントジェームズパレスステークスの優先出走権を獲得したが、米競馬メディア『bloodhorse.com』によるとブラウン調教師は欧州遠征を否定。「米北東部、特にニューヨークの競馬場には3歳馬を対象としたさまざまな距離の芝レースがある。主にそこで走らせる予定だ」と今後について語っている。