KYダービー制覇のアルバラード騎手、ムチ使用過多で罰金と騎乗停止処分
2025年05月10日 11:52

米クラシック初戦のG1ケンタッキーダービーをソヴリンティで制したJ.アルバラード騎手が、ムチの過剰使用により罰金6万2000ドル(約900万円)と2日間の騎乗停止処分を受けた。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
裁決委員によると、アルバラード騎手はHISA(競馬の公正確保と安全に関する機関)が定める上限の6回を超える8回のムチ使用があった。また同騎手は昨年12月1日にも違反があったため、規定により通常の2倍の制裁が適用されたという。なお騎乗停止期間は5月29日と30日となっている。
この違反はレース直後から指摘されており、アルバラード騎手は当日の『bloodhorse.com』の取材に対して映像確認後に制限を超えたことを認め、「把握できていなかった。とても大きなレースなので、頭の中はいっぱいいっぱいだった」と語っていた。