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仏1000ギニーで降着のシーズパーフェクト陣営、ザリガナ側に違反ありと異議申し立てへ

2025年05月13日 12:40

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 仏1000ギニーで1位入線するも進路妨害と裁定されて2着へ降着となったシーズパーフェクトの陣営が、繰り上がり勝利となったザリガナ側に違反があったとして異議申し立てをする意向を示した。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

 仏1000ギニーではシーズパーフェクトが最後の直線で外にヨレた際にイグザクトリー(4着)の進路を妨害し、そのイグザクトリーが連鎖的にさらに外のザリガナに影響を与えたとして着順が入れ替わる結末となった。

 しかしシーズパーフェクト陣営は、ザリガナのM.バルザローナ騎手が直線でムチを2回使った後に落とし、その後にザリガナの首を何度か押していた行為を「容認できない」と指摘。フランスの競馬統括機関フランスギャロの規定ではムチ使用は4回までと制限されており、9回以上使用した場合は失格となる。

 オーナーのB.ワッツ氏は「間違いなく異議申し立てをするつもり。チャンスは一度きりなので多くのアドバイスをいただき、最も説得力のある形で臨みたいと思う。私たちは十分な根拠があると確信している」「馬を合計14回叩き、そのうち12回は騎手の手によるものだったことは到底受け入れられない」と語った。