現地16日、米ピムリコ競馬場でG2ブラックアイドスーザンステークス（3歳、ダート9ハロン）が行われ、F.プラ騎乗のマージーズインテンションが1番人気に応えた。

　レースは4番人気のパリスリリーがハナを切るも先行勢はほぼ一団となり、マージーズインテンションは内の5番手付近からに。コーナーで内をキープして2番手まで上がると、直線では馬場の中央寄りに持ち出して粘るパリスリリーを猛追。馬体を離しての叩き合いの末に3/4馬身差の勝利を収めた。

　B.コックス厩舎のマージーズインテンションはオナーエーピー産駒。重賞は初挑戦での初制覇で、通算6戦3勝となった。米競馬メディア『Daily Racing Form』によると、コックス調教師は「いずれ彼女にステップアップを促す。それがいつになるか、どんなレースになるかはわからないが、いつか大きなレースに挑戦させるつもり」と将来のG1挑戦を示唆した。