豪G1ドゥームベン10000、サンシャインインパリスが序盤の不利を跳ね返し勝利
2025年05月18日 09:08

現地17日、豪ドゥームベン競馬場でG1ドゥームベン10000(3歳以上、芝1200m)が行われ、序盤の後方から徐々に押し上げて直線に向いた1番人気のサンシャインインパリスが、直前から抜け出しを図るロスファイア(11番人気タイ)との叩き合いを0.22馬身差で制した。
サンシャインインパリスはスタート直後に外のロスファイアと内のマズ(6番人気)に挟まれるような格好になって後方4番手からの追走となるも、中盤まで押し上げて馬群の外から進出。直線入口では苦しいかに見えたが、しぶとく末脚を伸ばして粘るロスファイアに競り勝った。
さらに0.31馬身差の3着には最後方から最低13番人気のペイラインが追い込み、2番人気のベネデッタは勝ち馬の内から馬群の捌きに手間取り4着に終わった。
サンシャインインパリスはA&R.アーチバルド調教師が管理するインヴェーダー(父スニッツェル)産駒の5歳牝馬で、昨年11月のヴィクトリアレーシングクラブステークスに続く3度目のG1制覇(重賞5勝目)。その後に休養入りして3月に復帰し、3戦目の前走はG1オールエイジドステークスで3着だった。