独2000ギニー、地元ドイツの牝馬マチルダが圧勝
2025年05月19日 12:40

現地18日、独ケルン競馬場でG2独2000ギニー(3歳、芝1600m)が行われ、地元ドイツの牝馬マチルダが6馬身半差で圧勝した。
最内枠から出て3番手の好位を確保したマチルダはコーナーでも内をキープし、直線では三分どころに持ち出してスパート。残り300メートル付近で先頭に立つと一気にリードを広げ、最後は独走での圧勝劇となった。
2着はフランス調教馬のキアラン。仏2歳G1マルセルブーサック賞の勝ち馬で1番人気に推されていたフランス調教馬バーティカルブルーはブービーの8着に沈んだ。
マチルダはドイツ生まれのソルジャーホロウ産駒で、デビュー戦こそ敗れたものの、前走で初勝利を挙げて2連勝でのクラシック制覇。女性ジョッキーのF.バレスカー騎手はこれがブラックタイプ初勝利で、「騎乗を希望するか電話で尋ねられた時は本当に驚いた。関係者に心から感謝する。このレースに出場できたことは本当に素晴らしい経験であり、喜びだった」と語った。