現地19日、仏サンクルー競馬場でG2コリーダ賞（4歳以上牝馬、芝2100m）が行われ、昨年の仏G1凱旋門賞2着馬アヴァンチュールが重賞2連勝を果たした。

　スタートが今ひとつだったアヴァンチュールは6頭立ての4番手からのレースとなり、ポジションをキープしたまま終盤に。直線に入ると残り400メートル付近でスパートし、先に抜け出していたシュルヴィーを楽々と差し切った（1馬身1/4差）。

　C.フェルラン厩舎のアヴァンチュールはシーザスターズ産駒の4歳馬。昨秋はヴェルメイユ賞と凱旋門賞の両G1で連続2着に入っており、今年は前走の仏G3アレフランス賞に続く重賞連勝とした。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、フェルラン調教師は「現時点での計画では、次は（6月29日の仏G1）サンクルー大賞を目指す」と今後について語った。