英国のハートオブオナーはベルモントSに続戦、ゲートが課題とオズボーン師
2025年05月21日 13:05

英国から米クラシック二冠目のプリークネスステークスに参戦して5着に終わったハートオブオナーが、当初の見込み通り三冠目のベルモントステークスにも挑戦することになり、同馬を管理するJ.オズボーン調教師より発表された。
英競馬メディア『Sky Sports Racing』のインタビューに対し、オズボーン師はプリークネスSについて「彼は良いレースをした。(ゲートを出てから)素早く加速がつかなくて、とりわけペースが重要なアメリカのトラックで我々はアメリカの馬たちに対して常に後手だった」と完敗を認めた。
しかし、その一方で「多くの称賛に値する走りだったし、ベルモント(ステークス)のためにサラトガへ向かえればと思う」と続戦を明言。「ゴールする形は良かった。ベルモントで少しでも距離が延びるのは彼の助けになる」と100ヤードの距離延長に望みを持っている。
オズボーン師は「彼らはゲートがとても上手で、それが現時点で彼に欠けているものだろうが、彼には調教の時間が少しあるし、これから3週で効果が出ればね」と巻き返しの課題にスタートを挙げている。