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レイクヴィクトリアが名誉挽回、愛1000ギニーを快勝

2025年05月26日 14:15

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 現地25日愛カラ競馬場でG11000ギニー(3歳牝馬、芝8ハロン)が行われ、圧倒的な1番人気に推されたレイクヴィクトリアが快勝した。

 内の3番手と絶好位を確保したレイクヴィクトリアは、残り3ハロン付近からスパートすると先行2頭の間をこじ開けてさらに猛追。逃げ粘る伏兵カリフォルニアドリーマーを残り半ハロンでとらえると、そのまま2馬身1/4差の勝利を収めた。

 2着にはカリフォルニアドリーマーが流れ込み、さらに1馬身3/4差の3着も人気薄のセルセネという決着。2番人気のフライトは6着、3番人気のスウェルターは9着に沈んだ。

 A.オブライエン厩舎のレイクヴィクトリアはフランケル産駒のクールモア所有馬。2歳時にブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフなどG13連勝し、今年初戦だった前走のG11000ギニーでは6着に敗れてデビューからの連勝が5でストップしたものの、今回は鮮やかに巻き返して復権を果たした。

 英競馬メディア『At The Races』によると、オブライエン調教師は「ライアン(ムーア騎手)は素晴らしい騎乗を見せてくれた。完璧なポジションにつけ、隙間を突かなければならなくなった時もしっかりやってのけた。レイクヴィクトリアもライアンがペースアップを要求したラスト1ハロンで力強く応えてくれた」と人馬をたたえた。

 なお同師は次走の候補にロイヤルアスコットでのG1コロネーションステークスを挙げており、大手ブックメーカー『パディパワー』と『ベッドフェア』はレイクヴィクトリアのオッズを2.62倍、『コーラル』は2.25倍としている。