仏G2サンドリンガム賞制覇のゴッドスピード、仏オークスも視野に
2025年06月03日 13:00

現地1日、仏シャンティイ競馬場でG2サンドリンガム賞(3歳牝馬、芝1600m)が行われ、C.スミヨン騎乗のゴッドスピードが制した。
馬群の中段にポジションを定めたゴッドスピードは直線で先行勢の外からスパート。残り300メートル過ぎからは粘るエポニーヌとの叩き合いになり、100メートル手前でライバルを競り落とすと最後は1馬身差で勝利した。
C&Y.レルネール厩舎のゴッドスピードはハローユームザイン産駒。前走のG1仏1000ギニーでは8着に終わったが、デビュー勝ち以来の白星が重賞初制覇となった。
競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると陣営は仏オークスへの挑戦を検討しているもよう。Y.レルネール調教師は「ディアヌ賞(仏オークス)も選択肢のひとつだが、まずはパートナー全員で話し合う必要がある。彼女は非常に素直な牝馬で、2100メートルでその脚力を活かせるかが問題だ」と語った。