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​米G1ウッディースティーブンスS、パッチアダムスが距離短縮で真価発揮

2025年06月09日 13:20

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 現地7日、米サラトガ競馬場でG1ウッディースティーブンスステークス(3歳、ダート7ハロン)が行われ、L.サエス騎乗のパッチアダムスがロングスパートで制した。

 ハナ争いに加わる構えを見せたパッチアダムスは3番手に控えて追走。第3コーナーで早くも鞍上の手が動くも4番手に下がるなど苦しく見えたが、そこから盛り返していくと直線半ばで先行していたマダケットロードを競り落とした後は独走状態に。最後は2馬身1/4差の快勝だった。

 3着はさらに3馬身1/4差でビッグトゥルーズ。昨年の2歳王者でG1ケンタッキーダービー15着以来だったシチズンブルは4着までだった。

 B.コックス厩舎のパッチアダムスはイントゥミスチーフ産駒。重賞はこれまでG3を2戦して4着どまりだったが、距離短縮した前走の一般戦からの連勝でG1初制覇となった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、生産者兼共同オーナーであるウィンスターファームのE.ウォルデン氏は、8月のG1アレンジャーケンスステークスで再びサラトガに戻る可能性が高いと話している。