現地8日、米サラトガ競馬場でG1ジャイプールステークス（芝5.5ハロン）が行われ、J.ヴェラスケス騎乗のエージーバレットが快勝した。

　外枠から出たエージーバレットは2番手の好位を取り、直線半ばで逃げ馬をかわして先頭に。内から追いすがるマイボーイプリンスらを寄せ付けず、2馬身差の勝利を収めた。

　2着争いはマイボーイプリンスがアロゴンにアタマ差で先着。重賞2連勝で1番人気に推されていたシンクビッグは見せ場なく7着に沈んだ。

　R.バルタス厩舎のエージーバレットはトワリングキャンディ産駒の5歳牝馬。昨年はブリーダーズカップターフスプリントとメイトリアークステークスの両G1で連続3着と善戦し、休み明けだった前走のG3アンブライドルドシドニーステークスこそ7着だったものの、叩き2戦目で変わり身を見せてG1初制覇となった。