フランスの競馬統括機関フランスギャロは現地11日、8月17日にパリロンシャン競馬場で行われるG1ジャックルマロワ賞（芝1600m）に日本からジャンタルマンタルら3頭が登録したことを紹介する記事を掲載した。

　同記事ではジャックルマロワ賞に全42頭が登録したこと、その内訳が英国から16頭、アイルランドから13頭、地元のフランスから10頭、そして日本から3頭がエントリーしたことを紹介。中でも日本からの3頭が初挑戦であることを特筆している。

　今月の安田記念で3度目のG1制覇を果たしたジャンタルマンタルについては「日本屈指のマイラー」と高評価。オーストラリアやサウジアラビアへの遠征経験があり、5月のヴィクトリアマイルを制したアスコリピチェーノは「世界を駆け巡る馬」でここ2戦はフランス出身のC.ルメール騎手が乗っていたことを紹介した。もう1頭のゴートゥファーストはG1経験がなく登録は驚きだとしている。

　なおその他の有力馬では、レーススポンサーでもあるアガ・カーンスタッドから仏1000ギニー馬ザリガナら3頭、ゴドルフィンからは英2000ギニー馬ルーリングコートら5頭、ジャドモントからは愛2000ギニー馬フィールドオブゴールドら5頭が登録。名門のA.オブライエン厩舎は仏2000ギニー馬アンリマティス、仏ダービー馬カミーユピサロら10頭がエントリーしている。