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コヴァリカが2年ぶりの白星、豪G2のQ22で3頭一線の接戦を制す

2025年06月15日 08:35

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 豪イーグルファーム競馬場で現地14日に行われたQ22(G2、3歳以上、芝2200m)は、最後方追走の4番人気コヴァリカが連覇を狙う直前の1番人気フォークナーパークに続いて直線に入り、2番手から粘り込む2番人気ニューエンデバーと3頭一線の争いに0.03馬身差で競り勝った。

 コヴァリカは序盤から最後方の8番手に控えて直前のフォークナーパークをマークすると、相手の動きに応じて最終コーナーから大外を進出。直線の残り200mでは先に抜け出したニューエンデバーから半馬身ほどの間隔で3頭が抜け出し、最後は首の上げ下げのタイミングとなってコヴァリカがニューエンデバーを差し切った。フォークナーパークはさらに0.02馬身差の3着に敗れている。

 コヴァリカはC.ウォーラー調教師が管理するヌレイエフ系オーシャンパーク産駒の5歳セン馬で、これが2023年5月27日のG1クイーンズランドダービー以来となる重賞4勝目。この間にエプソムハンデキャップ(2着)、前走のドゥームベンカップ(3着)とG1を含む重賞での入着は6回あったものの、白星自体が約2年ぶりとなった。