現地18日、ロイヤルアスコット開催で英G2クイーンメアリーステークス（2歳牝馬、芝5ハロン）が行われ、未勝利ながら1番人気に推されていたトゥルーラブが快勝した。

　大外の25番ゲートから出たトゥルーラブは外ラチ寄りの集団の先頭を走り、馬群が合流し始めた残り2ハロン手前からスパート。残り1ハロン付近で10頭近くが横一杯に広がった激戦からゴール前で抜け出し、2着のフラワーヘッドに1馬身1/4差の勝利を収めた。

　A.オブライエン厩舎のトゥルーラブはノーネイネヴァー産駒。デビューから2戦続けて2着と勝ち切れていなかったが、初勝利が重賞初制覇となった。ファストネットロック産駒の母アルーリングリーは英オークス3着馬で、半姉リリーポンド（父ガリレオ）は愛G2キルボイエステイトステークス勝ち馬、全姉トゥルーリーエンチャンティングは愛G2エアリースタッドステークスを勝っている。