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英G2クイーンズヴァーズ、良血馬カルマーズがデビュー3連勝で制す

2025年06月19日 13:47

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 現地18日、ロイヤルアスコット開催で英G2クイーンズヴァーズ(3歳、芝14ハロン)が行われ、W.リー騎乗のカルマーズが勝利を収めた。

 序盤は先頭争いに加わったカルマーズは中盤で4番手に下げて機を伺い、ペースが上がり始めた残り4ハロン付近から進出開始。先頭に立って直線に入ると残り3ハロンをそのまま押し切り、最後はファーサーに3/4馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。

 P.トゥーミー厩舎のカルマーズはウートンバセット産駒。デビューから13ハロン戦を連勝しており、さらに距離が伸びたここも勝って無傷の3連勝での重賞制覇を果たした。シーザスターズ産駒の母のきょうだいには仏G1ジャンプラ賞を勝ったロードシャナキル(父スパイツタウン)、英オークス馬のフォーエバートゥギャザー(父ガリレオ)、英G1フィリーズマイル勝ちのトゥギャザーフォーエバー(父ガリレオ)がおり、昨年の英ダービー馬シティオブトロイはいとこにあたる。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、嬉しいロイヤルアスコット初勝利を挙げたトゥーミー調教師は「スタートした瞬間、チャンスがあると思った。彼の得意技は前で粘ることだから。もちろん英セントレジャーに行くだろう」と語り、この調子を維持してくれることを願うと続けた。