米国でG1を3勝後にオーストラリアに移籍し、現在は欧州遠征中のカールスパクラーはこのまま欧州にとどまってもう一戦する予定であることが分かった。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

　ロペデヴェガ産駒の5歳馬カールスパクラーは米国のC.ブラウン厩舎所属で今年4月の米G1メーカーズマークマイルステークスを制した後、ユーロン・インベストメンツが購入。オーストラリアのC.マー厩舎に転厩した。

　ユーロンは10月25日の豪G1コックスプレートを狙う長期的計画を立て、まずは欧州に遠征。今月17日の英G1クイーンアンステークスに挑戦して6着だった。カールスパクラーは7月30日の英G1サセックスステークスに登録しているがマー厩舎のJ.ターンブル調教助手は次走の具体的なレース名は明言せず、「最終目標はコックスプレートになるだろう」「彼がどんな道のりでそこへ到達するかはまだ決まっていない」とした。