ロイヤルアスコット開催での英G1コロネーションステークスで金星を挙げたセルセネが、現地7月19日に行われるG1愛オークスに追加登録する可能性があることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　J.マーフィー厩舎のオーストラリア産駒セルセネは愛1000ギニー3着から臨んだコロネーションSで、1番人気に推されていた超良血馬の仏1000ギニー馬ザリガナを下して勝利。ここまではマイル以上のレースに出たことがなく、マーフィー調教師は愛オークスの12ハロンでスタミナが持つか疑問に思いつつも賭けてみる価値はあると感じているようだ。

　マーフィー師は「愛オークスへの追加登録を考えている。グッドウッドのナッソーステークスにもエントリーする予定だが、タイミングを見極める必要がある」とコメント。「もし距離が持たなかったら、私が責任を持って軌道修正し、エンジンをかけ直す」と語った。

　もしセルセネがナッソーSに行けば10ハロンまでの距離延長で済むが古馬が相手となり、愛オークスならば距離は12ハロンだが3歳牝馬同士の対戦となる。