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豪州で今季最後のG1タタソールズティアラ、タシが完勝で重賞初制覇

2025年06月29日 07:47

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 豪州で2024/2025シーズン最後のG1タタソールズティアラ(2歳以上牝馬、芝1400m)が現地28日にイーグルファーム競馬場で行われ、先頭から6馬身ほどの中団を追走する3番人気のタシが、直前から抜け出しを図る6番人気アバウンディングを差し切って快勝した。

 真ん中の枠なりに中団を追走したタシは、最終コーナーに向かって手応え良く進出。直前から抜け出しを図るアバウンディングの外から併せるように末脚を伸ばし、残り100mから抜け出して1.94馬身差をつけた。

 さらに0.42馬身差の3着争いをオレンティア(10番人気タイ)が制し、1番人気のフルージーは2番手追走から直線先頭の形を作るも最後に失速して5着に敗れた。

 タシはP.スノーデン調教師が管理するセブリング(父モアザンレディ)産駒の5歳馬でG1初制覇。これが重賞初制覇でもあるが、前走のG2デインリッパーステークスをはじめ2着は3回あった。アイルランドから豪州にわたって活躍中のT.シェリー騎手も、これがキャリア初のG1勝利としている。