現地12日、米サラトガ競馬場でG2ボウリンググリーンステークス（芝11ハロン）が行われ、J.ロサリオ騎乗のファーブリッジが1番人気に応えて快勝した。

　4頭立てながら縦長の展開となったレースで序盤は逃げ馬から離れた2番手につけたファーブリッジは、向こう正面で先頭に並びかけると第3コーナーで早くも先頭に。直線では5馬身ほどのセーフティーリードを築き、最後は流しながらのゴールで2着のエルリジーンに3馬身差の勝利を収めた。

　M.クレマン厩舎のファーブリッジはイングリッシュチャネル産駒の5歳馬。前走のG1マンハッタンステークスは3着だったが、G2のここは格の違いを見せて重賞6勝目を挙げた。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、クレマン調教師は次走の候補に連覇のかかる8月9日の米G1ソードダンサーステークスを挙げている。