ジュライCで除外されたイニシェリン、今後はシティオブヨークSなどが選択肢
2025年07月16日 13:15

12日の英G1ジュライカップを発走直前に除外されたイニシェリンについて、K.ライアン調教師が「元気でパーフェクト」と100%の状態を強調。この先のレースに目を向けていくと英競馬メディア『attheraces.com』などに現在の心境を打ち明けた。
イニシェリンは獣医判断により競走除外となり、当初はライアン師も不満も表明していた、その経緯について「蹄鉄を伸ばして除外されたのだが、それは過去の物で今は消え去った」と大事に至るようなことではなかったと説明。
「ヨークのG1(8月23日のシティオブヨークステークス)に登録しているし、モーリスドゲスト賞(8月10日)も選択肢だが、その時が近づくまで(オーナーの)オバイド殿下と協議する」と、どちらか一方での早期復帰が視野にあることを明かした。
イニシェリンがフランスへ行くなら初の海外となる。その一方、より短い距離で今季初戦(6ハロンのG2デュークオブヨークステークス)を制し、調教師の故郷でもあるハンブルトン(ヨークシャー州=シティオブヨークS)に行けば成功に近づくと、大手ブックメーカー『パディパワー』は前売りで単勝9倍に評価している。