19日に米国で行われるハスケルS（G1、ダート1800メートル、モンマスパーク）の出走馬と枠順が15日に確定した。8頭立てで、主催者想定の1番人気はプリークネスS覇者ジャーナリズム（牡3、M・マッカーシー）。想定の単勝オッズ（モーニングライン）は1・8倍となっている。鞍上はU・リスポリ騎手。

　ジャーナリズムはサンタアニタダービーを勝って、1番人気で挑んだケンタッキーダービーがソヴリンティの2着。2冠目のプリークネスSを制し、向かった最終戦のベルモントSは再びソヴリンティの2着に敗れた。今年唯一の米3冠競走完走馬であり、ここは断然の主役になっている。

　主催者想定の2番人気はプリークネスS4着のゴールオリエンテッドで5・0倍。プリークネスSでは最後の直線で内の狭いところを突いたジャーナリズムと、外のゴールオリエンテッドが激しく接触し、物議を醸した。鞍上は引き続きプラ騎手。因縁の再戦になる。3番人気はプリークネスS2着のゴスジャーで5・5倍。4番人気はブルーグラスS覇者で、ケンタッキーダービー6着のバーナムスクエアで6・0倍となっている。

出典：日刊スポーツ