メトロポリタンHを逃げ切ったレイジングトレントが電撃引退
2025年07月22日 13:00

現地6月7日に米G1メトロポリタンハンデキャップを勝ったレイジングトレントが、左前脚に重傷を負ったため引退することが陣営から発表された。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。
レイジングトレントはD.オニール調教師が管理するマキシマスミスチーフ(父イントゥミスチーフ)産駒の4歳牡馬。昨年12月にマリブステークスでG1初制覇を飾ると、今年はドバイへ遠征してG2ゴドルフィンマイルを勝利。メトロポリタンHではフィアースネスとホワイトアバリオの2強を制して見事に逃げ切っていた。
しかしその数週間後に故障が判明。共同オーナーのC.ダド氏は「1年休養すれば復帰できるかもしれないが、そのプランは見送って引退させる」とコメント。繋養先については協議中だという。