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ロイヤルチャンピオンがG2ヨークSを完勝、英インターナショナルSに追加登録も

2025年07月27日 09:18

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 英インターナショナルステークスの前哨戦に位置づけられるG2ヨークステークス(3歳以上、芝10ハロン56ヤード)が現地26日にヨーク競馬場で行われ、4番人気のロイヤルチャンピオンが中団の外から直線で末脚を炸裂させると、後列から内を突いて先に抜け出した1番人気アルマカームを豪快に差し切った(2馬身3/4差)。

 ロイヤルチャンピオンは中団外の4番手を追走し、馬群の大外を回って約1000mの長い直線へ。自身の1列後ろからロスなく直線に入ったアルマカームが鞍上に激しく追われて抜け出すのを横目に、残り2ハロンから満を持しての仕掛けで突き抜けた。

 3着に勝ち馬の直後を追走したエキュルイユシークレット(6番人気タイ)が続き、2番人気のスタンホープガーデンズは3番手追走から伸び負けて5着に終わった。

 ロイヤルチャンピオンはK.バーク調教師が管理するシャマーダル産駒の7歳セン馬で、今年2月のG3ウィンターダービー(オールウェザー11ハロン)に続く2度目の重賞制覇。ヨークSは2年前にも出走し、当時はアルフレイラの3着だった。

 バーク師は英競馬メディア『racingtv.com』などに対し、オーナーのオバイド殿下が望めば英インターナショナルSに追加登録する可能性を示唆。また、2023年に2着の実績があるG1カナディアンインターナショナルやアイリッシュチャンピオンステークスも今後の候補に挙げている。