英G2キングジョージS、伏兵ジェイエムジャングルが逃げ切り
2025年08月02日 14:51

現地1日、英グッドウッド競馬場でG2キングジョージステークス(芝5ハロン)が行われ、J.ハート騎乗の伏兵ジェイエムジャングルが逃げ切って波乱を起こした。
内ラチ寄り集団のハナに立ってレースを牽引したジェイエムジャングルは、各馬が追い出してからもしぶとく先頭をキープ。最後まで先頭を譲らず、2着のシーズクオリティをクビ差で退けた。
ロイヤルアスコット開催での英G1コモンウェルスカップ勝ち馬のタイムフォーサンダルズがさらに半馬身差の3着。前走の英G1ジュライカップ2着で1番人気に推されていたビッグモジョは5着、オーストラリアから遠征中の実績馬アスフォーラは7着に終わった。
J&S.クイン厩舎のジェイエムジャングルはバングルインザジャングル産駒の5歳セン馬。前走のリステッド(3着)まではハンデ戦ばかりを走っており、通算37戦目での重賞初挑戦で初制覇を果たした。英競馬メディア『At The Races』によると、陣営は現地22日の英G1ナンソープステークスを目指す意向を示したという。