4月にG1ドバイワールドカップを制したヒットショーが、現地3日にマウンテニア競馬場で行われたリステッドのウエストバージニアガバナーズステークス（ダート8.5ハロン）に出走。思わぬ苦戦を強いられたものの勝利を収めた。

　ヒットショーはドバイからの帰国初戦だった6月末のG1スティーブンフォスターステークスで5着と完敗。仕切り直しの一戦として出走した今回は斤量差もあって2番人気だったが、道中の中段待機からコーナーで先頭に並びかける盤石の展開に。直線では粘るノットディスボーイにてこずったものの、最後はアタマ差で競り勝った。

　B.コックス厩舎のヒットショーはキャンディライド産駒の4歳馬。昨年はG3だったウエストバージニアガバナーズS勝利後に9月末のG2ルーカスクラシック、10月末のG2ファイエットステークスと重賞を連勝している。