ホワイトアバリオはパシフィッククラシックへ、BCクラシックを視野
2025年08月08日 11:25

現地2日の米G1ホイットニーステークスで4着に終わったホワイトアバリオは、当初の予定を変更して30日にデルマー競馬場で行われるG1パシフィッククラシックに向かうことが分かった。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。
S.ジョセフJr.厩舎の6歳馬ホワイトアバリオは今年1月のG1ペガサスワールドカップを制覇。しかし6月のG1メトロポリタンハンデキャップと前走のホイットニーSはいずれも4着どまりだった。
当初は31日にサラトガ競馬場で行われるG1ジョッキークラブゴールドカップが次走の候補だったが、協議の結果、11月のG1ブリーダーズカップクラシックと同距離・同コースのパシフィッククラシックに矛先を変えたという。
共同馬主のM.コーネット氏は「こちらの方がペース的に彼にとって有利になると思う。(デルマー競馬場は)最初のコーナーまで距離が長い。あの馬場を一度走っておくことができる」とコメント。さらに同氏は前走の4着も2度のコーナーで外を走らされたにもかかわらずベイヤースピード指数103をマークしていたことを高く評価した。