米国調教馬が史上初の豪G1メルボルンC参戦か、パーチメントパーティーが出走意欲
2025年08月09日 11:31

ダート長距離戦で2連勝中のパーチメントパーティーが、米国調教馬として史上初めて豪G1メルボルンカップに参戦する予定を立てていることが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
W.モット厩舎のパーチメントパーティーはコンスティテューション産駒の4歳馬。6月に悪天候で芝16ハロンからダート14ハロンに変更されたG3ベルモントゴールドカップを圧勝し、メルボルンカップの優先出走権を獲得。今月6日にはダート14ハロンのリステッドも勝利した。
オーナーサイドのB.バーンハード氏は「これは一生に一度あるかないかのチャンス。私たちは2マイル向きの馬を作ろうと考えて購入したり繁殖したりはしない」「だがパーチメントパーティーは2マイルを走るのが好きだと思う。それが彼の強みであり、(メルボルンCの)出走権も獲得しているので出したいと思っている」「もし米国内で(メルボルンCと同時期に)ダート2マイルのG1レースが開催されていたらもっと難しい決断を迫られていただろう。でもそんなレースはそうそうないんだ」と語っている。