現地9日に英国のアスコット競馬場で行われた騎手招待競走「シャーガーC」は岩田望来騎手（25）、坂井瑠星騎手（28＝矢作）、S・ナレドゥ騎手（40、インド）のアジア選抜が68ポイントを挙げて優勝した。

　岩田望騎手は5鞍に騎乗して4、6、8、4、2着。最終のシャーガーCマイルでは9番人気馬を2着に導いた。

　岩田望騎手「初めてのシャーガーCで、勝つことはできませんでしたが（ポイント獲得によって）チームに貢献できたことは良かったです。夏場はイギリスで修業をしてきて、こうした場に呼んでいただいたということで、関係者や乗せていただいたオーナーに感謝しています。日本に帰ってもっと活躍できるように頑張ります」

　坂井騎手も5鞍に騎乗して2、10、1、8、9着。シャーガーCスプリントでは英国初勝利を挙げた。

　坂井瑠星騎手「アジアチームは今年初めての試みということで、初めての代表という責任もありましたが、そういったなかでレースを1つ勝って、チームにも貢献することができましたし、優勝することができてとてもうれしいです。日本ではこうやってチームで戦うことがないので、望来と一緒に乗れたことも楽しかったですし、すごくいい経験でした。JRAをはじめ、アスコット競馬場の関係者の皆さまに感謝したいと思います」

出典：日刊スポーツ