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【ジャックルマロワ賞】11年ぶりにドーヴィルで騎乗するルメール騎手が忘れらない敗戦を語る

2025年08月14日 18:24

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 今週末に母国フランスのドーヴィル競馬場で騎乗するクリストフ・ルメール騎手(46)が13日、フランスギャロ主催の記者会見に臨み、意気込みを語った。パリチュルフ電子版が伝えている。

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 日曜のジャックルマロワ賞(G1、芝直線1600メートル、17日)でアスコリピチェーノ(牝4、黒岩)、土曜のギヨームドルナノ賞(G2、芝2000メートル、16日)でアロヒアリイ(牡3、田中博)とコンビを組むルメール騎手は14日のドーヴィル競馬場で、2鞍に騎乗予定となっている。

「ドーヴィルで騎乗するのは久しぶり(14年の10月以来)になるが、どんな思い出がありますか?」と聞かれたルメール騎手は自身が10戦すべてで手綱を握った名牝の名前を挙げた。

「最も鮮明に記憶に残っているのはディヴァインプロポーションズでモルニ賞、アスタルテ賞(現在のロートシルト賞)を勝ったことです。逆に、ジャックルマロワ賞で負けたこと(4着)も忘れられません。本当にショックで、多くのファンの方も関係者も受け入れるのが難しかったと思います」と答えた。ディヴァインプロポーションズはマルセルブーサック賞、仏1000ギニー、仏オークスなどG1・5勝を含めデビューから無傷の9連勝で05年のジャックルマロワ賞に参戦し、4着に敗れている(通算10戦9勝で引退)。

 ルメール騎手は「ドーヴィルではいろいろなことが起きます。(有名人の)ゴシップもありますよね」とジョークを交え、「昨日(12日)の午後にドーヴィルへ到着し、テラス席でシーフードを堪能しました。日本にいると、あの味が恋しくなります。街並みも素晴らしく、もちろん、ドーヴィル競馬場も素晴らしいです。素晴らしい馬たちのために美しい馬場、直線、カーブがあります。あらゆる戦術があります。私はドーヴィルが大好きです」とその魅力を語っている。

出典:日刊スポーツ