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「日本に行けば楽勝すると…」阪神JF参戦のメイデイレディが復活V!陣営が日本遠征の敗因語る

2025年08月25日 16:45

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 昨年の阪神JFに外国調教馬として初めて参戦した米国のメイデイレディ(牝3、J・リー)が23日、サラトガ競馬場のG2レイクプラシッドS(芝1600メートル、6頭立て)で復活の勝利を挙げた。

 阪神JF(13着)から帰国後、復帰初戦となった6月のワンダーアゲインSは馬場状況の悪化でダートで行われ、3頭立ての3着。前走のベルモントオークスは4着に敗れていたが、帰国3戦目のこの日は脚質を一変させ、鮮やかな逃げ切りを決めた。鞍上はJ・オルティスで勝ちタイムは1分35秒70。昨年のジェサミンS以来の重賞勝利で、通算成績は8戦4勝となった。

 ブラッドホース電子版はオーナーのラリー・ドイル氏のコメントを紹介。ドイル氏は昨年の阪神JF遠征について、「日本に行けば楽勝すると思っていました。牧場関係者は嫌がり、ジョー(リー師)も反対していましたが、私は遠征を実行してしまった愚か者でした」と反省の弁。リー師も同様に遠征を振り返り、「彼女の調子が良かったので、(日本遠征は)当たり前のことでした。ただ、発情期をコントロールする薬(レギュメイト)を中止せざるをえませんでした。それが痛手になったと思います。他の馬と一緒に走ってきただけでした。私のミスです」と当時の敗因を語っている。

出典:日刊スポーツ