現地24日、仏ドーヴィル競馬場でG2ケルゴルレイ賞（芝3000m）が行われ、ダイワメジャー産駒のダブルメジャーが昨年に続く連覇を果たした。

　5頭立てのレースは後続を引きつけながらダブルメジャーが逃げ、差のない2番手にセヴェナズナイトが続く展開。隊列に大きな変化なく終盤でペースが上がり始めると、直線入り口でセヴェナズナイトがダブルメジャーに並びかけて叩き合いとなる。

　この競り合いでダブルメジャーが前に出ると、そこへ最後方から足を伸ばしたゴヤセニョーラが迫ってきたが短クビ差でダブルメジャーが先着した。2着争いはゴヤセニョーラが制して昨年と同じワンツーに。1番人気に推されていたセヴェナズナイトはさらに短クビ差の3着だった。

　C.フェルラン厩舎の5歳馬ダブルメジャーは3歳夏から長距離を主戦場とし、23年10月に仏G1ロワイヤルオーク賞を制覇した。4歳となった昨年はロワイヤルオーク賞の連覇など重賞を3勝。今年は4月のG2ドバイゴールドカップ2着など4連敗を喫していたが、ここで健在をアピールした。