現地23日、愛カラ競馬場でG2デビュタントステークス（2歳牝馬、芝7ハロン）が行われ、W.ローダン騎乗のコンポージングが1番人気に応えた。

　逃げるスージーソングスからやや離れた2番手でレースを進めたコンポージングは、終盤に差し掛かると抜群の手応えで差を詰めていき、残り1.5ハロン付近で追い出すとあっさり先頭に。そのまま差を広げていき、2馬身半差の快勝を収めた。

　コンポージングは同日の2歳G2フューチュリティステークスを勝ったコンスティテューションリバーと同じ、A.オブライエン厩舎が管理するクールモア所有のウートンバセット産駒。愛G2ランウェイズスタッドなど重賞3勝の活躍を見せたエポナプレイズ（父オーストラリア）の初仔で、いとこにはオーストラリアでG1ノーザリーステークスなど重賞8勝を挙げたアメリアズジュエルがいる。

　自身は前走の愛G3シルバーフラッシュステークスを含め、デビュー2戦目から3連勝。大手ブックメーカー『パディパワー』は9月の愛G1モイグレアスタッドステークスの前売りオッズを2.1倍の1番人気とし、来年の英2000ギニーのオッズを11倍までカットした。