ビザンチンドリームのフォワ賞にアルマカーム参戦「凱旋門賞に向かうべきか知りたい」/有力馬情報
2025年08月28日 17:25

日本のビザンチンドリーム(牡4、坂口)が出走を予定している凱旋門賞(フランス)の前哨戦、フォワ賞(G2、芝2400メートル、9月7日=パリロンシャン)に英国のアルマカーム(牡4、E・ウォーカー)が参戦することがわかった。レーシングポスト電子版が27日、伝えている。
アルマカームは昨年のギヨームドルナノ賞3着、ドラール賞2着、今年4月のゴードンリチャーズS3着と重賞で好走を続けた後、5月に行われたG3ブリガディアジェラートSで重賞初制覇。同レースでは当時無敗だったオンブズマン(のちのプリンスオブウェールズS、英インターナショナルS覇者)が初黒星(2着)を喫している。
アルマカームの前走は7月のG2ヨークSで2着。その後は堅い馬場で走ることを避け、戦列を離れている。管理するエド・ウォーカー調教師は「アルマカームは今年に入ってから一番いい状態になっています。凱旋門賞トライアルデーのフォワ賞に出走させる予定です。そこの内容次第で、10月に凱旋門賞へ向かうべきか、英チャンピオンSへ向かうべきなのかを知りたい」とコメント。続けて、「フォワ賞でいくつかの疑問に答えが出ると思いますが、最も大事なのは2400メートルをこなすのかどうかです。私は大丈夫だと思っていますし、ロンシャン競馬場ではうまくいくと思います。騎乗したジョッキーたちもこなせると言っています」と初めて走る2400メートルの距離への対応に自信を見せている。