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「モレイラの短期免許取得が見送りに」香港地元紙が報じる「すでに騎手の枠がいっぱい」

2025年09月19日 12:39

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 香港の「サウスチャイナモーニングポスト」電子版は18日、「ジョアン・モレイラ騎手の短期免許取得が見送りになった」と報じた。

 現地のトップトレーナー、キャスパー・ファウンズ調教師が10月~12月に同騎手を厩舎の主戦騎手にしたい意向であると一部メディアで報じられていたが、香港ジョッキークラブが18日、「25~26年シーズンの前半はすでに騎手の枠がいっぱいで、どんな騎手も受け入れる余地はありません。26年の2月17日以降の騎手の受け入れは12月1日までに申請を提出してください」と発表したため。香港ジョッキークラブは前日の17日にジェームズ・マクドナルド、ホリー・ドイル、マキシム・ギュイヨン、ディラン・ブラウン・マクモナグルの4名の海外のトップジョッキーに短期免許を交付することを発表していた。

 サウスチャイナモーニングポストは香港ジョッキークラブの担当者のコメントを紹介。騎手の数は持続可能な数字であるべきということ、騎手の受け入れには家族の引っ越しや子どもたちの学校の用意など多くの投資が必要になること、25~26年シーズン開幕時点で23名の騎手が登録されており、新たに4名に短期免許を与えているため、新たな騎手を加えることは不可能であることなどが説明されている。

 記事では「22年に香港競馬を離れたモレイラ騎手は母国のブラジルやオーストラリア、日本などで騎乗しており、12月の香港国際競走ではおそらく1日限定の騎乗免許を取得することになるだろう」と伝えている。

出典:日刊スポーツ