現地4日、米アケダクト競馬場でG1シャンペンステークス（2歳、ダート8ハロン）が行われ、J.ロザリオ騎乗のナポレオンソロが6馬身半差で圧勝した。

　ハナを奪ったナポレオンソロは第3コーナーから楽な手応えのまま後続を引き放していき、直線に入っても独走状態のまま。最後は流しながら余裕のゴールだった。

　2着は早めに2番手に上がって粘り込んだトーキン。さらに3/4馬身差の3着にはユニバースが入った。

　C.サマーズ厩舎のナポレオンソロはリアムズマップ産駒。デビュー2連勝でのG1制覇となった。ただし米競馬メディア『Daily Racing Form』によると、サマーズ調教師はG1ブリーダーズカップジュベナイルには向かわず年内休養に入ると発表。「本当に速く、全力で走ったので、これは当然の判断」「彼は特別な馬になる可能性を示してくれた。私たちはそのチャンスを与えたい」と、3歳以降の活躍を見据えて充電する意向を示した。