ディエゴヴェラスケスが引退、BCマイルには出走せず種牡馬入り
2025年10月16日 14:07

8月の仏G1ジャックルマロワ賞を制したディエゴヴェラスケスが、11月の米G1ブリーダーズカップマイルには出走せずに引退し、来年から英ナショナルスタッドで種牡馬入りすることが陣営から発表された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。
ディエゴヴェラスケスはフランケル産駒の4歳馬で、A.オブライエン厩舎からデビュー。2歳時に愛G2チャンピオンズジュベナイルステークスを勝ち、3歳時には愛G3メルドステークスと愛G2ソロナウェイステークスを連勝。4歳となった今年は7月の愛G2ミンストレルステークス勝ちから8月のジャックルマロワ賞を制した。10月の米G1クールモアターフマイル5着がラストランとなり、通算成績は12戦6勝。半兄には仏G1サンクルー大賞を勝ったブルーム(父オーストラリア)、重賞5勝のポイントロンズデールがいる。
同馬のシンジケートのS.サングスター氏は「ディエゴヴェラスケスは素晴らしい血統を持つフランケル産駒で、優れた容姿と気質を兼ね備えている。種牡馬として成功するために必要なすべての資質を持っている」と語っている。