今年7月の英G1ジュライカップで大穴を開けたノーハーフメジャーズの引退が、同馬を管理していたR.ヒューズ調教師から発表された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　ノーハーフメジャーズはケイブルベイ（父インヴィンシブルスピリット）産駒の4歳牝馬。昨年9月に芝5ハロンのG3ドバイ国際空港ワールドトロフィーステークスで重賞初制覇を飾り、今年のジュライCでは単勝67倍の12番人気ながらG1初制覇を果たした。ラストランだった今月18日のG1英チャンピオンズスプリントステークスは4着で、16戦7勝での引退となった。

　ヒューズ調教師はラストランの結果に満足していると語り、「繁殖入りに向けて最高の気分で引退できたと思う。彼女は私たちにとって間違いなく忘れられない牝馬だ」と調教師として初のG1勝利をもたらしたノーハーフメジャーズをたたえた。