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​仏2歳G1クリテリウムアンテルナシオナル、プエルトリコが重賞3連勝

2025年10月27日 11:55

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 現地26日、仏サンクルー競馬場でG1クリテリウムアンテルナシオナル(2歳牡馬・牝馬、芝1600m)が行われ、C.スミヨン騎乗のプエルトリコが1番人気に応えて逃げ切った。

 ハナを切ったプエルトリコは後続を引きつけながら逃げ、直線に入って追い出すとリードを拡大。残り300メートル手前からは独走状態となり、最後は2着に上がってきたカンパサイトを1馬身3/4差で退けた。

 A.オブライエン厩舎のプエルトリコはウートンバセット産駒。前々走の英G2シャンペンステークス、前走の仏G1ジャンリュックラガルデール賞、そして今回と重賞3連勝となった。近親にはジュライカップなどG1を3勝のユーエスネイビーフラッグ、ファルマスステークスなどG1を3勝のローリーポーリー、マルセルブーサック賞勝ちのバリードイル、愛1000ギニー馬ミスティフォーミーなどG1勝ち馬が多数いる。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、オブライエン調教師はプエルトリコを「スピードがあり、粘り強く、素晴らしい馬」と称賛。「今日は1マイルでどんな走りをするか見てみたかったのだが、軟らかい馬場でもうまく対応してくれた」「1マイルから1.25マイルならどんな距離でも合うだろうし、1.5マイルも走れるかもしれない。マイラーだが気性がいいのでもっと長い距離も走れそうだ」と語り、来年の仏2000ギニー挑戦に意欲を示した。