【BCクラシック】「素晴らしい動きで準備万端」鞍上交代のジャーナリズム陣営は先行策も示唆
2025年10月27日 13:25
プリークネスS覇者のジャーナリズム(牡3、M・マッカーシー)は26日、新たにコンビを組むホセ・オルティス騎手を背にデルマー競馬場のダートコースで追い切りを行った。
午前6時台のまだ暗い時間帯に登場し、5ハロン61秒4の時計をマークした。ブリーダーズカップの公式ニュースによると、オルティス騎手は「とても才能のある馬で、素晴らしい動きをしています。マイケル(マッカーシー師)も満足していたし、馬は準備万端です」と好感触を口にしている。
ケンタッキー州を主戦場にしているオルティス騎手は前日25日の夕方にデルマーへ到着し、日曜早朝に追い切りを終えると、午後にチャーチルダウンズ競馬場でレースへ騎乗するためにとんぼ返りしたという。
カーリン産駒のジャーナリズムは、これまで10戦6勝。デビュー戦3着の後、4連勝でG1サンタアニタダービーを制し、ケンタッキーダービーには1番人気で臨んだ素質馬だ。3冠初戦のケンタッキーダービー、最終戦のベルモントSはソヴリンティに敗れたものの、2冠目のプリークネスSを制覇。3歳世代ナンバー2の実力の持ち主とみられている。
7月のハスケルSでG1・2勝目を挙げ、前走は古馬相手のパシフィッククラシックでフィアースネスの2着。今回、主戦を務めてきたリスポリ騎手からオルティス騎手への鞍上交代は大きな話題となった。管理するマッカーシー師は前走のような後方待機ではなく、逃げ馬の近くを走る先行策も示唆している。
