「ケンタッキーダービー以来、素晴らしいライバル関係を築いた」シエラレオーネの調教師が称賛
2025年11月03日 17:55
BCクラシックで2着に敗れ、連覇を逃したシエラレオーネ(牡4、C・ブラウン)はクールモアが米国で所有するアシュフォードスタッド(ケンタッキー州)で種牡馬入りすることが発表されている。
管理するチャド・ブラウン調教師は「素晴らしいレースでした。勝った馬は素晴らしい走りをしました」とフォーエバーヤングをたたえた後、レースについて、「今日は馬場が不利でした。勝者をおとしめるつもりはまったくありませんが、(先行馬の)スピードが生きる馬場でした。バイアス(馬場傾向)とも戦いながら、勝利まであと一歩のところまで頑張りました。シエラレオーネの頑張りを誇りに思います」と振り返った。
フォーエバーヤングとシエラレオーネは同じ祖母を持つ血統面も昨年のケンタッキーダービー当時から注目されてきた。ケンタッキーダービーでは2頭が最後の直線で接触し、激しく競り合った。昨年のBCクラシックでは再び、シエラレオーネがフォーエバーヤングに先着していた。この日はフォーエバーヤングにシエラレオーネが半馬身差まで迫ったところがゴールだった。
ブラウン師は「シエラレオーネとフォーエバーヤングは近親で、ダービー以来素晴らしいライバル関係を築いてきました。今日はフォーエバーヤングが勝利をつかむ日になりました。彼らに脱帽です。彼らは素晴らしい仕事をして、本当によく戦いました」と2頭の戦いを称賛した。
