現地1日、米デルマー競馬場でG1ブリーダーズカップフィリー＆メアスプリント（3歳以上牝馬、ダート7ハロン）が行われ、F.プラ騎乗のスプレンドラが同じB.バファート厩舎のライバルたちを抑えて圧勝した。

　7頭立てのレースのうち3頭がバファート勢で全て上位人気という一戦は、序盤を1番人気のホープロードがハナに立ってけん引し、4番手にいたスプレンドラは第4コーナーからロングスパート。直線に入るとスプレンドラがホープロードを振り切って先頭に立ち、そのまま独走となって4馬身3/4差の勝利を収めた。

　2着にはホープロードをかわしたC.ドゥヴォー厩舎のヴァウヴァが上がり、ホープロードはさらに1馬身1/4差の3着まで。もう1頭のバファート勢の3番人気リチは5着だった。

　オーディブル産駒の4歳馬スプレンドラは昨年末のG1ラブレアステークスで2着。今年に入っても重賞で2着2回と惜しいレースが続いたが、条件戦を2連勝して臨んだここでの重賞初勝利でG1初制覇も果たした。