アリゾナブレイズが引退、フライングファイブS制覇など短距離で活躍
2025年11月08日 12:29
欧米の短距離戦線で活躍を続けたアリゾナブレイズが引退。来年から愛ナショナルスタッドにて初年度種付け料1万2500ユーロ(約220万円)で種牡馬入りすることが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。
A.マレー厩舎に所属していたアリゾナブレイズはスキャットダディ系セルゲイプロコフィエフ産駒の3歳馬。2歳時から9戦とよく走り、米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントで2着と好走。今年はロイヤルアスコット開催の英G1コモンウェルスカップで2着後に5ハロン路線へ的を絞り、愛G2サファイアステークスと愛G1フライングファイブステークスを制した。通算成績は17戦6勝。
共同オーナーであるアモレーシングのK.ジューラブシャン氏は「アリゾナブレイズは常に並外れた力強さとスピード、そして精神力を示してきた。そうした気質を後世に引き継ぐことができると確信している」と語り、アモレーシングを挙げてアリゾナブレイズの種牡馬キャリアをサポートすると約束した。
