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さらなる勲章も…矢作芳人調教師と坂井瑠星騎手がデルマー競馬場の開催リーディング首位に立った

2025年11月08日 17:55

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 フォーエバーヤング(牡4)で日本調教馬初のBCクラシック制覇を果たした矢作芳人調教師(64)と坂井瑠星騎手(28)にもう一つの“勲章”が迫っている-。

 今年のブリーダーズカップの開催地となったデルマー競馬場の公式ニュースは7日、「今週のデルマー競馬場のランキングは国際色が強くなりました」と紹介。「ビングクロスビー開催(10月30日~11月30日)の最初の週が終了し、騎手と調教師のランキングはブリーダーズカップの影響を大きく受けています。特に賞金ランキングではその傾向が顕著です」と伝えている。

 獲得賞金でリーディングジョッキーとなっているのは坂井騎手で374万ドル。BCフィリー&メアスプリント、BCダートマイルを制したファビアン・プラ騎手の287万5700ドル、BCジュベナイルを勝ったジョン・ヴェラスケス騎手の280万5360ドルを抑え、首位に立っている。

 同じく獲得賞金でリーディングトレーナーとなっているのは矢作師で374万。こちらもBCターフを制したウィリアム・マリンズ師(アイルランド)の260万ドル、BCマイルを制したチャーリー・アップルビー師(英国)の254万ドル、BCフィリー&メアスプリント、BCダートマイルを勝った地元の名伯楽、ボブ・バファートの244万4000ドルを抑えてトップに立っている。

 矢作師は4年前の21年にデルマー競馬場でBCフィリー&メアターフ(ラヴズオンリーユー)、BCディスタフ(マルシュロレーヌ)を制しているが、同年のビングクロスビー開催の獲得賞金リーディングでは4位だった(獲得賞金は208万ドル)。勝利数と同等以上に評価されることもある「獲得賞金ランキング」。このままデルマー競馬場秋開催の「リーディングジョッキー&トレーナー」に輝き、さらなる勲章を手に入れる可能性は十分ある。

出典:日刊スポーツ