ロマンチックウォリアー完全復活、G2ジョッキーCカップでヴォイッジバブル退ける
2025年11月24日 17:20
現地23日、12月に開催される香港国際競走の重要な前哨戦となるG2ジョッキークラブカップ(芝2000m)が香港シャティン競馬場で行われ、ロマンチックウォリアーが昨年からの連覇を果たした。
地元では昨年12月のG1香港カップ制覇以来のレースだったロマンチックウォリアー。レースでは3、4番手の好位につけ、ハナを切った最大のライバルのヴォイッジバブルを見る形に。
第4コーナーでロマンチックウォリアーが楽な手応えのまま外から上がっていったのに対し、内ラチ沿いのヴォイッジバブルは早くも鞍上が激しく仕掛ける好対照。直線に入ると残り200メートル手前でロマンチックウォリアーがヴォイッジバブルをとらえ、そのままゴールに飛び込んだ。
ヴォイッジバブルは1馬身半差の2着まで。さらに1馬身3/4差の3着にはカーインジェネレーションが続いた。
C.シャム厩舎のロマンチックウォリアーは昨季、このレースから始動して年末のG1香港カップ3連覇を達成。年明けからは海外遠征を始め、1月のドバイG1ジェベルハッタを制すと2月には初ダートのG1サウジカップで2着、4月のG1ドバイターフ2着後に故障で離脱していた。
故障明けながら完全復活を印象付けたロマンチックウォリアーに対し、J.マクドナルド騎手は「彼は本当に特別な馬。言葉では言い表せない。彼に騎乗できるのはこの上なく光栄だ」と絶賛。さらにシャム調教師の調整能力にも賛辞を惜しまなかった。
