BCクラシック回避の米2冠馬ソヴリンティは現役続行か?調教師が意味深「正式発表待っている」
2025年11月25日 12:35
熱発のため、BCクラシックを回避し、現役続行か、種牡馬入りか、進退が注目されている米2冠馬ソヴリンティ(牡3、W・モット)は現役続行の可能性が高まってきた。管理するウィリアム・モット調教師が現地時間23日、同馬について言及した。
ソヴリンティはケンタッキーダービー、3冠最終戦のベルモントSの2冠を制覇。真夏のダービーといわれるトラヴァーズSを10馬身差で圧勝し、デルマー競馬場で行われた今年のBCクラシックで優勝候補の筆頭だった。枠順抽選が行われた日の夜に熱発が判明し、出走取り消し。現在はケンタッキー州のキーンランドにあるゴドルフィンの牧場で休養しており、同馬の今後については、これまで何も発表されていない。
現地時間23日、管理するモット師は米国の競馬メディア「ファンデュエル」のインタビューに応じ、「彼が来年、現役を続行するかもしれないと楽観視し、期待しています。今は正式な発表を待っているところです」と意味深なコメント。米国の最強種牡馬イントゥミスチーフの後継としての期待も大きく、BC開催終了後は種牡馬入りの可能性が高いとされてきたが、にわかに現役続行の可能性が高まってきた。
