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【ジャパンC】カランダガンのオーナーサイド「ボーナスの権利を得たので…」と参戦の経緯を説明

2025年11月28日 12:26

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 ジャパンC(G1、芝2400メートル、30日=東京)に出走する今年の欧州年度代表馬カランダガン(セン4、F・グラファール)陣営の共同会見が27日に行われた。

 会見には同馬を所有する馬主のアガ・カーン・スタッズからレーシングマネジャーのネモネ・ルース氏が登壇した。

一問一答は以下の通り。

-ジャパンCの印象

今回私たちのジャパンカップ参戦は初めてでございまして、大変権威のある大きなレースで大変ワクワクしております。以前参加したメルボルンカップと比較できるかと思っております。今回はこちらに来ることができ、大変嬉しく、大変誇りにも思っております。馬がベストを尽くしてくれますことを願っております。

-参戦する理由

かなりの前から考えていました。サンクルー大賞で勝った後、ボーナス(※)の権利を得たので、馬の状態も大変良く、馬の適性もあると考えております。特に2400メートルは適正な距離で、速い馬場、左回りも得意としております。年内にもう1つ国際レースで勝利を挙げたいと考えておりましたので、この参戦がかないまして、大変喜んでおります。

-どのようなレースを期待するか

最後に末脚をきかせることがこの馬の得意技。レースがどのようなペースで展開するのか、さらにはどの枠順を持ってくるかにもよるが、いつもと同じようなその走り方を見せてくれるかと思いますし、奮闘してくれると期待しています。

(※)19年のJCで外国馬が1頭も集まらず、JRAが新たな改革として行った制度。指定外国競走を制した馬には、300万ドル(約4億6000万円)がJCの勝ち馬に与えられる。2着、3着馬にも褒賞金がある。指定外国競走はドバイシーマクラシック、サンクルー大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英愛仏ダービー、英愛チャンピオンSなどが対象となっている。

出典:日刊スポーツ