現地29日、豪コーフィールド競馬場でG2ジッピングクラシック（3歳以上、芝2400m）が行われ、内ラチ沿いの3、4番手をキープした1番人気のシーズアハスラーが外に切り替えて直線に入ると、逃げ粘る3番人気のライトインファントリーマンをゴール前で差し切った（0.35馬身差）。

　さらに2.25馬身差の3着に勝ち馬の直後から経済コースを守ったエトナロッソ（4番人気タイ）が続き、2番人気のアラルカンセは中団から早めに仕掛けて勝ち馬に先んじるも、直線で伸びを欠き6着に敗れた。

　シーズアハスラーはG.ベッグ調教師が管理するエースハイ（父ハイシャパラル）産駒の5歳牝馬。10月25日のG3テシオステークスで重賞初挑戦、初制覇を飾ったばかりで、ここにはG2メイトリアークステークス（2着）から臨んでいた。

　ベッグ師は豪競馬メディア『racing.com』に対し、2026年冬の目標にクイーンズランド開催のQ22を挙げ、長期的にはコーフィールドカップを視野に入れていると明かした。